子育ての「ミカタブログ!」 子育て応援プロジェクト

子育ての「ミカタブログ!」子どもその家庭を応援したくて取り組んでいます

お母さんの「におい」ってなに!?

<p>今週のお題「おかあさん」</p>

Eテレで流れていた曲でこんなのがありました。

 

「お母さん(童謡)」

おかあさん なあに

おかあさんて いい におい

せんたく していた においでしょ

しゃぼんの あわの においでしょ

 

おかあさん なあに

おかあさんて いい におい

おりょうり していた においでしょ

たまごやきの においでしょ

 

と、

昭和の香りが漂うホンワカした歌でして。

でも、ふりかえるとお母さん、シャボンのような匂いってしてたっけなぁ、、、

いまや全自動洗濯の時代で、シャボンまとわりつくことないし、

朝のバタバタで、卵焼きつくってるよゆーないし。できて目玉焼き!

 

汗かいてバタバタしてて、いい香りもふっとんでしまうような、そんな忙しいお母さんの姿の方がリアルですねー。

 

子育ては「正解」のない、曖昧なことばかり。

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「子育てはこうしなければならない」
という正解はありません。
 
でもなぜか、子どもの成長が他の子と比べてみて
「少し遅いな〜」
「うちの子だけできないな〜」
と感じてしまうことってありませんか?
 
子どもの成長のスピードなんて十人十色なわけで、
そこに正解はありません。
 
だから「こういうときはこう」したら正しく育つということや、
「あのときはこうしていればよかった」なんて正解もないわけです。
 
 
人間の成長は白とか黒とか判断できる基準はなく
「あいまい」なことばかりです。
 
子どもが本当に小さい時は気にならないことでも、
幼稚園に入園したり、小学校に進学すると
とたんに他の子と比較することが増えてしまい、
その「あいまい」だったことや、「できたこと」「できないこと」など
他人との差異にどうしても目がいってしまいます。
 
 
でももう一度立ち止まって考えてみてください。
 
そもそも人間なんて、
すがたかたち、
考え方など、
すべてに「違う」ことばかりなんです。
 
子どもたちだって同じで、
こうした「違い」や「あいまいさ」を気にせず、
乗り越えられるようになると、それも楽しめるようになり、子育ての不安感は減っていきます。
 
 

「子育て支援」で陥りがちな支援者のNGとは

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以前、ある子育て家庭のお母さんから発せられた言葉が忘れられません。

 

「もう、市の子育て支援機関には行きたくない」
「すごく、馬鹿にされた感じだった」

 

いま、子育て相談や支援の中心は、行政機関だろうと思います。
そこでの支援を受けて傷ついている人がいます。
なぜ?だろうと考えたとき
その支援が「指導的」だったということに気付かされました。
「支援者」はどうしても困っている人に対して、よいアドバイスをして“あげよう”というスタンスになりがちです。


そのアドバイスはどこか指導的で、時に支援者の自叙伝的でもあります。
自分が悩んだ時に、支援者の自叙伝を聞きたいでしょうか?
支援者ぶった正論を、先生から指導されるように聞かされたいでしょうか?

 

本当に必要なのは、分かった振りをせず、じっくりと話を聞いてもらうことなのではないでしょうか?

 

縦の力関係が、子育て支援の現場でも起こっています。
「子育てに困る親のために」とか「子どものために」とか
支援者が、支援者らしくありたいと思うその気持ちが、

 

傷ついている親や子どもを無意識にさらに傷つけ、突き放します。
だからこそ、子育て家庭に関わる人々は、もう一度自分の発言に意識を向けてほしい、そう思います。

 

少し状況は異なりますが、

下記の書籍の中にヒントを感じました。

 

それはつまり、コミュニケーションの違いが、心のズレを引き起こすということです。

もしよければ、参考までにご覧ください。

夫婦力―夫の「話し方」で夫婦はこんなに変わる

夫婦力―夫の「話し方」で夫婦はこんなに変わる

  • 作者: 汐見稔幸
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 2008/08/30
  • メディア: 単行本

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