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施設から戻った若者のつぶやき「大人は今も信用できない。ただし、一部を除いて」

「里親」に関する良い記事だったのでみんなに読んで欲しくて。

中学生になると、万引やけんかなどの非行が激しくなった。「大人が信用できなくて、いら立つエネルギーをどこにぶつけていいか分からなかった」。青葉さんらの手に負えず、中学三年から約一年間は児童自立支援施設に入った。

 この入所が、親子の関係を変えた。手紙を送り続ける夫婦に、健太さんは初めて「自分を見てくれる人がいる」と感じた。やよいさんも「離れて初めていとおしいと思えた。私たちが見放したら、誰も信じられない子になってしまうって」と振り返る。

 高校一年になり、施設から戻った健太さんがつぶやいた一言を、やよいさんは宝物のように覚えている。「大人は今も信用できない。ただし、一部を除いて」。生活態度は改まり、高校卒業後、就職し自立した。(記事より)www.tokyo-np.co.jp 
記事を引用させてもらいましたが、上の健太さんの言葉にすべてが込められています。
 
私は養子縁組の中でも、とくに特別養子縁組が増えてほしいと願っています。
一般的にな里親とは、2歳以上の子を養育することを言いますが、二歳を待たずして特別養子縁組をすることを「赤ちゃん縁組」といいます。
 
いま子どもの死亡は、0歳0ヶ月、つまり生まれた瞬間が一番多いとされています。それはこの日本でのことです。
 
子どもの死亡を減らすと同時に、子を望む家庭も幸せになれる、そんな「赤ちゃん縁組」が広まってほしい、そう思っています。
血縁なくても”共に生活をしたら”家族になれるのだ、この記事を読んであらためて強くと信じられると思いました。