子育ての「ミカタブログ!」 子育て応援プロジェクト

子育ての「ミカタブログ!」子どもその家庭を応援したくて取り組んでいます

失敗は成長への第一歩。でも、そんな一歩を子どもから遠ざけてしまうのは何なのか?

今のあなたの人生

なにが自分の転機になったか思い出せますか?

 

もしかしたら、挫折の経験もあるかもしれません。

 

その体験はつらく、いまも心に傷を残していますか?

それとも何かしらのバネとなり、今の生活の糧になっていたりしますか?

 

人にとっては、そうしたつまずきや失敗は、あたりまえに経験するものです。

失敗のない人間なんていません。

 

でも、優しい親は

自分の子どもに失敗させることができません。

 

いや、正確に言うと

親がというよりも、世間が、社会が失敗を許さないと言えます。

 

たとえば、進学のための浪人を皆さんはどう思いますか?

学生時代の留年はどうでしょうか?

 

人生100年時代の現代において、

人がちょっとつまづいたり、一歩踏み出すことに躊躇したり、立ち止まったりして、

すこし間を開けて、考えたりする時間って本当は大切だったりするのに、それを世間は許しません。

実は他の国だと、一旦立ち止まって考える時間をとるのは普通だったりするのに、

儒教の国の、日本と韓国なんかは、人生をストレートに、寄り道しない生き方のほうを重視します。

 

そんな世間の中で、子どもたちは生きづらさを感じています。

 

でも最初の話でもあったように、

大人たちは自分の人生のつまづきや、挫折の体験って、実は成長のキッカケになったと感じたことはありませんか?

 

スポーツ選手だって、芸能人だって、右肩上がりだけの人生はないわけ。

 

実は、子どものつまづきなんて、長い人生のなかでは、もっと些細のものであり、

成長には欠かせない重要な体験なわけです。

 

だから、

子どもにはたくさん色々なことを体験してもらい、同時にに失敗もしてもらいたいです。

それが、結局はその子の力になるはず。

 

目の前で、子どもがつまづく姿は、

親としては耐えがたいこともあるかもしれないし、世間の目もあると思います。

 

でも世間は待ってくれなくとも、

せめて家族や身近な存在は、

そのつまづきや失敗を

じっくりと見守ってほしいと、

そう思います。