その年齢の知恵を持たない者は、その年齢のすべての困苦を持つ。(ヴォルテール:18世紀フランスの小説家・劇作家・思想家)
その年齢の知恵を持たない者は、その年齢のすべての困苦を持つ。
(ヴォルテール:18世紀フランスの小説家・劇作家・思想家)
人には、その年相応の困難が訪れます。
多くの人は、その年相応の知恵を獲得し、困難を乗り越えます。
しかしながら、その年相応の知恵を持ち得ない場合はどうなるでしょうか?
いま、子どもの貧困・格差問題が表出する日本社会でも
同様の困難を抱える子どもや若者が増えているように感じています。
その知恵とは、単に学校で身につける知恵(学力)だけを指すのではありません。
格差により、社会にある文化的な知恵からも分断されている子どもや若者たちがいます。
こうしたことを
本人だけの問題とせず、
家庭だけの問題とせず、
学校だけの問題とせず、
社会全体の問題として捉え直し、議論をしていけるような取り組みがしたいです。