子育ての「ミカタブログ!」 子育て応援プロジェクト

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田んぼは君たちの未来だ (養老孟司氏)

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「田んぼは君たちの未来だって伝えるようにしています」 養老孟司

 

茂木健一郎さんのやっている、ラジオ「ドリームハート」をポッドキャストで聞いていて聞こえて来た言葉です。

 

ゲストは養老孟司さんでした。

養老さんは、いわゆるおじいちゃん世代でして、昆虫や自然が大好きだそうです。

 

そんな彼は、

色々な場面で、

「虫キライ」

「自然キライ」

な子どもたちに出会うそうです。

 

その際、

子どもたちに上記の言葉を投げかけるそうです。

 

私自身も、いま子どもたちに接していると

虫キライや、そもそも緑多き自然がキライと語る子どもたちに

出会います。

 

その数も結構少なくないんです。

みなさんの周りにはどうですか???

 

子どもたちの中には、

「緑があるから、キライな虫が寄ってくる、だから緑はなくてもいい」

と語る子までいます。

 

じゃあ、田んぼとかはどうなの?

と聞くと、

「気持ち悪いから、いらない」と答えます。

 

田んぼは

僕らの食の中心である、お米を作る大切な場所ですよね。

 

それが気持ち悪いからいらない、

という言葉になってしまうことに、一抹の不安を感じます。

 

でも、この言葉は真に彼らの気持ちを表しているかというと、

そうでもありません。

 

彼らは、単に体験不足で、

これまで、そうした自然に触れてこなかった(これなかった)のですね。

そのため、未知のモノに対して、恐怖心を抱いているわけです。

 

自然は、

私たちの命を支える食べ物をつくる土台です。

 

だから、無駄な恐怖心を芽生えさせないように、

もっとあたりまえに、

子どもたちには、自然に触れ合ってもらいたいものです。

「家事をやめよう」雑誌・コドモエの攻めたタイトル。

興味深いタイトルだったので、シェアする意味で書きました。

 

 

まだ中身は読んでいないため、

読んだ後に、また加筆するかもしれません。

そろそろ自分を信じていい頃だ…。今の君はもう十分あの頃を越えているよ。(スラムダンク 安西先生)

スラムダンクの映画が大ヒットしています。

昔描いた記事に、スラムダンク安西先生よりいただいた言葉がありました。

スラムダンク 湘北高校 安西先生 マウスパッド

スラムダンク 湘北高校 安西先生 マウスパッド

 

 

そろそろ自分を信じていい頃だ…。今の君はもう十分あの頃を越えているよ。(スラムダンク 安西先生

 

マンガ「スラムダンク」の安西先生をご存知でしょうか?

 

子育て中に、このスラムダンク劇中で、

安西先生が語ったこの言葉をふと思い出します。

 

いま、子育てをしている家庭の多くが、

自分の子育てに不安を抱えています。

 

ある人は「こんな自分が、ちゃんと子育てできているのだろうか」と語っていたり、

またある人は「自分の子育てに自信がない」などという言葉を、

一人や二人ではなく、何回も聞いたことがあります。

 

でも思います。

そんなに私たちは、未熟なのだろうか、と。

 

今の時代は、

出産前に、子育て学級や、両親学級など、

何かしらの場所で子育ての始め方を学びます

 

また周辺にはたくさん情報が溢れており、

正直、数十年前よりも、たくさんの情報が溢れ

すでに子育て家庭の中には情報や知識が蓄積されているのではないかと思うのです。

 

ただ、知識があったとしても、

まだまだ自分たちが十分に子育てできていると感じられないのは、

また別の問題なのだと感じました。

 

その問題とは、

「正解」や「正論」にとらわれすぎている

ということです。

 

たとえば、

いま子育てしている20代〜40代の親は、

学校教育の中で、正解探し中心の勉強を行なって来ました。

 

テストなどが象徴的で、課題となる範囲を記憶し、

テストで、穴埋め問題が出た際には、記憶を辿り、教科書にあったであろう、正解を書き合格点をもらいます。

 

これを子育てでもやってしまっているのではないでしょうか?

 

先ほども情報が溢れていると書きましたが、

その情報を正解だと捉えたとき、

その正解通りにできない自分を不十分な存在だと認識します。

 

本来、情報というものは、あくまで活用するモノであり、

それが自分たちに適さなければ、捨てるなど、取捨選択して良いものなのです。

 

しかし、答え探しの学習を進めて来てしまった今の子育て世代は、

ある意味、とても真面目にその情報(正解)に、自分を適応させようとしてしまい、

適応できない自分は、劣っている存在とすら感じてしまいます。

 

どうでしょうか、

そんなこと、感じたことないですか?

 

さて、話を元に戻します。

「そろそろ自分を信じていい頃だ・・・」

は、こうした自分を信じきれない親へ、そして私自身に向けた

励ましの言葉だと感じました。

 

本当は、もっと自分を信じて良いし、

勇気を持って色々やって言いわけです。

 

だれも、そんなあなたを怒りません。

だから、あまり人の目を気にしすぎなくて大丈夫ですよ。

 

 

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なんとかなるかも!「悩み」「不安」解決の糸口を探るには。

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 ほとんどの子育て家庭が

「悩み」「不安」を抱えていることと思います。

 

今日は、その「悩み」や「不安」の解決の糸口を

探す方法を考えたいと思います。

 

さて、色々な親御さんと話す機会がある中で、

彼らはたくさんの「悩み」や「不安」を語ります。

 

ところで、あなたは「悩み」と「不安」って、

それぞれ違う言葉ですが、区別つきますか?

 

そうなんです。

悩み、不安は、別々の感情なのです。

だけど、親御さんがこれらを語る際に、ちゃんと区別がついているかと言うとまちまち。

 

自分の悩みや不安が混同してしまい、

解決の糸口が見つけづらい状況に陥ってしまっていることが少なくありません。

 

簡単に悩みと不安を区別してみましょう。

 

まず悩みです。

これは今目の前にある困難に向き合う中で生じる葛藤です。

 

次に不安です。

これは、将来を考えた時に、予期せぬことへの恐れや恐怖感と行ったものです。

 

これらが明確に異なるのは、

今目の前にあるものに感じているものなのか、

まだ起こっていない未来に感じるものなのか、です。

 

第1ステップ:悩みと不安の区別

まずは悩みや不安解決の第一ステップとしては

この部分を区別することから始めて見てほしいです。

 

第2ステップ:葛藤の細分化

上記の区別がついた後に、第二ステップです。

悩みにしても、不安にしても、自分が感じる感情をさらに細分化させて行く必要があります。

 

それらを大きな塊のまま抱えていても、解決の糸口が見つけられず、

途方に暮れてしまいますかねませんからね。

例えば、子どもの成長過程に不安があるとすれば、

 1.子どもの身体的側面、

 2.自分の精神的側面、

 3.子どもの社会性、

 4.金銭的側面、

などに分別し、単純化して書き出します。

 

第3ステップ:解決に向けた目標設定

それぞれ細かく分別できたら、

それぞれに解決につながりそうなキーワードを見つけます。

 1.子どもの身体的側面

     →小児科に相談に行ってみようかな

 2.自分の精神的側面

     →自治体のやってる心理相談に行ってみようかな

 3.子どもの社会性

     →自治体のやってる発達相談に行ってみようかな

 4.金銭的側面

    →パートナー、あるいはファイナンシャルプランナーに相談してみようかな

と。

 

わたしは基本的には、

ひとりで抱え込むのを、

やめるようにオススメしています。

 

誰かに話すことで、問題が明確になるし、

解決の糸口を見つける、足がかりになります。

 

解決の糸口さえ見つけられれば、

悩みや、不安のいくつかは、その時点で解決することがありますから、

まずは、気軽に利用できる自治体の無料相談などを活用してみるのは手かと思います。

 

ぜひお試しください。

「子供を不幸にする一番確実な方法は、いつでも、なんでも手に入れられるようにしてやる事である」(哲学者ジャン=ジャック・ルソー)

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「子供を不幸にする一番確実な方法は、いつでも、なんでも手に入れられるようにしてやる事である」 

(哲学者ジャン=ジャック・ルソー

 

モノが溢れる時代。

様々なモノが、お金を払えば手に入ってしまう資本主義社会。

 

このような時代で

子どもたちは、様々な誘惑にさらされています。

 

一般的には親が子どもの物欲をコントロールしていると思いますが、そのモノが本当に必要かどうかの基準は各家庭で様々でしょう。

 

子どもたちは友達の持ち物を見て、

スマホがほしい」

「ゲームがほしい」

と言い出します。

 

親としては、本当はこうした持ち物を持たせたくないと思っていても、

周囲の多くが持っているという理由で、購入してしまうこともあるかと思います。

 

必要なモノだったらば買い与えるべきです。

しかし、ただ単に「周囲が持っているから」という理由だけで、

同じものを持たせる必要はありません。

 

そのモノが必要かどうか考えるときには、

ぜひルソーの言葉を思い出してもらいたいと思います。