「いい親症候群」から抜け出す3ステップ
「いい親症候群」に陥っていませんか?
さて、これは何かというと、
親になってから、すんごい頑張って、無理しながら「いい親」を演じようとすることです。
(注:ミュンヒハウゼン症候群ほどは重篤なイメージではないです)
「いい子」をイメージするとわかりやすいと思います。
その親バージョンです。
真面目な人ほど、世間から、あるいはパートナーから姑などからの期待を背負ってしまい、無理にいい親をしようとがんばりすぎる傾向があります。
先に書いたように「いい子」に重なるイメージであり、「いい子」がそのまま親になった感じです。
でも、これがとっても「しんどい」わけです。
子どもとは一日中一緒にいなくてはいけないし、
その間、ずっと素の自分をだせないまま、いい親役割を演じ続けているわけですから
息切れを起こしてしまいます。
そんなときに大切なのは、次のことです。
- 「がんばらない」こと
- 「愛想をふりまかない」こと
- 「すべてをやろうとしない」こと
近年、個人主義が一般的になり、個人に過度な「がんばり」が期待されるようになりました。
もっというと、「一般的」や「ふつう」、「平均以上」といった、他者あるいは他の家庭との比較の上で、「中流」以上を期待されたわけですね。
その中でみんながんばってきたわけです。
世間的な体裁を整えるために、外の顔をつくり、
「自分1人でできるであろう」ことは、必死にやろうとしてきた。
特に母親にはそれが集中して、
家事、育児、地域との付き合い、嫁姑との関わり、仕事など、
一挙に担わされてきました。
しかも、そのどれもパーフェクトであれ、と。
よーく考えれば誰でもわかります。
そんなの無理だと。
だから
がんばって「いい親」やめてほしいんです。
がんばって、「期待」を放棄してほしいんです。
急にそんなことすると、自分の存在価値が無くなりそうで不安かと思います。
でも、大丈夫なんです。
根拠はないけど、
あなたのそのままで、周囲はちゃんと受け止めてくれます。
実は「いい親」やめるの怖いのは
自分だけかもしれません。
なぜなら、「いい親」に存在価値を求めているのは自分なのかもしれないから。
つらくないなら、そのままでもいいんですけど、
もし今がつらいなら、
がんばる方向をかえて、
がんばって「いい親」やめてみてください。
何かが好転するかもしれませんよ。
それでは。