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子育てにおける「豊かさ」ってなんだろう?

昨日は「お金は豊かになるために使ってほしい」という記事を書きました。

 

で、ここにある「豊かさ」ってあらためてなんだろうってことを考えたいと思います。

 

「豊かさ」と言ってみなさんが最初に連想するのは「お金」のことではないでしょうか。たとえば、お金持ちや、家持ち、車持ちなどの、何かを持っているや、新たに買ったなんて話題、日常会話によく出てきますよね。

 

また一方で、とあるカード会社のコマーシャルでは「〇〇な体験、プライスレス!」なんていうような、物質よりも体験の方に「豊かさ」を表現しています。

 

世界一幸福な国ブータンではGNP(国民総生産)ではなくGNH(国民幸福量)を国の豊かさの指標にしています。つまり精神的な豊かさを大切にしているということです。ブータンではもともと決して物質的に豊かではないため、なにか些細なことでもそれを幸せなことだと捉えるのだといいます。極論を言うと、いま生きていること自体が幸せなのだと言うこと。

もし、日本で「生きているって幸せ〜」なんて言ってたら、能天気だなんて思われかねないですかね。

 

ちなみに、Weblio辞書で「豊かさ」を調べると、「(好ましい物事が)十分に備わって不足のないさま。」と書いてあります。ここで言う好ましい物事とは、財物や精神性も含みます。

 

ここまでで考えられるのは、(1)お金も、(2)体験も、(3)精神性がバランスのとれた状態が豊かな状態であり、人は幸福を感じられるのだろうということです。

バランスのとれたと書いたのは、決して物質的な量の大小の問題ではないと言うこと。たとえ、そのどれかがずば抜けて多くても決して良いわけではなく、バランスが取れている時に幸福感を感じられるのではないかということです。

 

これを子育て家庭に当てはめると、生活に必要な最低限度以上のお金は持っていて、その上、人との交流や、遊びなどの体験もある。そしてさらにストレスフルすぎず、適度に心にゆとりのある状態がもてると、「豊かさ」を感じられるのではないかと思います。

 

今回は、何が「正解」で何が「不正解」かなんてことを書きたかったわけではありません。

現代では、ともすると、お金のことで将来の不安がつのり、子育て中には孤立感を味わい、またパートナー関係や、仕事との両立で心の余裕を失いかねない状態で日々の生活を皆が送っています。

でも一度立ち止まり、自分はどこのバランスが崩れてしまっているのかを、俯瞰して捉え直すことができると、自分たちらしい「豊かさ」を手に入れることができるのではないかと思っています。

 

それでは。

 

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