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「子育て支援」で陥りがちな支援者のNGとは

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以前、ある子育て家庭のお母さんから発せられた言葉が忘れられません。

 

「もう、市の子育て支援機関には行きたくない」
「すごく、馬鹿にされた感じだった」

 

いま、子育て相談や支援の中心は、行政機関だろうと思います。
そこでの支援を受けて傷ついている人がいます。
なぜ?だろうと考えたとき
その支援が「指導的」だったということに気付かされました。
「支援者」はどうしても困っている人に対して、よいアドバイスをして“あげよう”というスタンスになりがちです。


そのアドバイスはどこか指導的で、時に支援者の自叙伝的でもあります。
自分が悩んだ時に、支援者の自叙伝を聞きたいでしょうか?
支援者ぶった正論を、先生から指導されるように聞かされたいでしょうか?

 

本当に必要なのは、分かった振りをせず、じっくりと話を聞いてもらうことなのではないでしょうか?

 

縦の力関係が、子育て支援の現場でも起こっています。
「子育てに困る親のために」とか「子どものために」とか
支援者が、支援者らしくありたいと思うその気持ちが、

 

傷ついている親や子どもを無意識にさらに傷つけ、突き放します。
だからこそ、子育て家庭に関わる人々は、もう一度自分の発言に意識を向けてほしい、そう思います。

 

少し状況は異なりますが、

下記の書籍の中にヒントを感じました。

 

それはつまり、コミュニケーションの違いが、心のズレを引き起こすということです。

もしよければ、参考までにご覧ください。

夫婦力―夫の「話し方」で夫婦はこんなに変わる

夫婦力―夫の「話し方」で夫婦はこんなに変わる

  • 作者: 汐見稔幸
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 2008/08/30
  • メディア: 単行本

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